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Arduino入門

2. デバイス&サンプル

6. アプリケーション

Cardputer Speaker

Cardputer Speaker に関する API とサンプルプログラムで、Cardputer と Cardputer-Adv に対応しています。

3.5mm AUX ジャックについて
Cardputer-Adv の 3.5mm AUX ジャックも本ページの内容に対応しています。ヘッドホンや外部スピーカーなどを接続すると、オーディオ出力は内蔵スピーカーから AUX チャネルへ切り替わります。

サンプルプログラム

コンパイル要件

  • M5Stack ボードマネージャーのバージョン >= 3.2.2
  • ボードオプション = M5Cardputer
  • M5Cardputer ライブラリのバージョン >= 1.1.0
  • M5Unified ライブラリのバージョン >= 0.2.8
  • M5GFX ライブラリのバージョン >= 0.2.10

ビープ音サンプル

cpp
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#include "M5Cardputer.h"

void setup() {
  auto cfg = M5.config();
  M5Cardputer.begin(cfg);
}

void loop() {
  M5Cardputer.Speaker.tone(7000, 100);  // frequency, duration
  delay(1000);
  M5Cardputer.Speaker.tone(4000, 20);  // frequency, duration
  delay(1000);
}

WAV ファイル再生サンプル

M5Unified ドライバライブラリのサンプルプログラム Advanced -> Speaker_SD_wav_file を開きます。下図の矢印が示すように、SDCARD_CSPIN の値を GPIO_NUM_12 に変更し、files[] 内のファイル名を再生したい WAV ファイルのパスに書き換えます(先頭の / は microSD カードのルートディレクトリを示します)。アップロードボタンをクリックしてプログラムをコンパイルし、デバイスに書き込みます。microSD カードをデバイスに挿入し(カードの接点はデバイスの画面と反対向き)、デバイスを起動すると、プログラムで指定した WAV ファイルが順番に再生されます。

API

M5Cardputer ライブラリは M5Unified ライブラリをベースに実装されています。Speaker のドライバ部分は M5Unified ライブラリの Speaker_Class を使用しています。詳細な API については以下のドキュメントを参照してください:

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